今回は北海道移住者は自家用車よりカーシェアがおすすめな理由、メリット、デメリットを書いていこうと思います。
こちらでは非東京関東住み50代夫婦が札幌にセカンドハウスとして中古マンションを購入した記録を綴っています。▽前回はセカンドハウスで利用する電力会社とネット回線のおすすめを書きました。
▽関東札幌二重生活についての連載記事一覧はこちらへ
*登場人物紹介
管理人(私)
50代、引きこもり、コミュ障、趣味はミシンソーイング、ここ数年はスポット派遣で物流倉庫や工場などで軽作業のアルバイトをしています。
夫
50代、中小企業勤務。
夫
50代、中小企業勤務。
老後は札幌に住みたい。そう思っている管理人ですが、車を所有するのは無理だと感じています。
よく札幌市内のライブカメラを眺めているのですが、こちらはすすきのからほど近い場所の交差点ですが、

この片側4車線の大通りが、
雪が積もると真っ白になって車線も停止線も横断歩道も全く見えなくなります!(汗)

別の道も…

車線が見えなくても走れる北海道のドライバーさん凄い!
…じゃなくて(汗)
これ、危険じゃありませんか??事故が増えたりしないんでしょうか…
「大きな道はロードヒーティングあって冬でも走りやすいのだろう」という、間違った認識を持っていました…しかも雪国で自家用車を所有すると4WD&冬タイヤ&冬ワイパーが必要ですし(年2回の履き替え代も)、月極駐車場も月1万ほどはかかります。
私たちの購入したマンションには駐車場を借りている人が使えるタイヤ置き場がありますが、

4件内覧した中古マンションのうちタイヤ置き場があったのは2件でした。
アイリスオーヤマ タイヤラック カバー付 普通自動車 幅59×奥行36×高さ127 耐荷重 120kg KTL-590C ブラック
タイヤ4本を家に置いておくなんて限りある収納スペースを大きく圧迫するし、車から部屋まで運ぶのも体力のない自分には辛い…
そして車線が消えてしまう道路…私には冬の札幌で運転するのはとても無理です。
夫は私よりずっと運転が上手ですが、それでも慣れない雪道を走るのは難しいと思います。車を保有したとしても、冬はほとんど使わないことになりそうです。
それなのに一年中ずっと車を維持しておくのは無駄ですよね。
バッテリー上がりを予防するためにエンジンを掛けに行くのも、雪だと大変です。
なので札幌に移住したら車を手放して公共交通機関とタクシーで生活しよう、そう思っていました。
が、
先日初めてカーシェアを使ってみたら思ってた以上に便利で、これなら札幌移住後も車での外出をあきらめなくて済む!とわかりました。
カーシェア最大手のタイムズカーシェアは、タイムズのコインパークの一角に1〜2台設置されていることが多いですが、最近はマンションやホームセンターなどの駐車場に設置されている所も増えてきました。


登録・使い方の細かい手順などは公式ページで詳しく解説されています。▷▷利用方法

私たちの札幌のマンションから徒歩5分以内にタイムズのカーシェアステーションは3箇所ありました。
カーシェアは「一台の車を数人で所有し使用する」だと以前は思っていたのですが、違いました。
レンタカーの無人レジ版と言った感じで、カーシェアステーションにある車の中で空いている車どれでも15分から借りることができます。

なので近所にカーシェアステーションが複数あれば「空車がない」状況は起こりにくいです。
空車検索、予約などはアプリで簡単にできます。
事前登録を全て済ませていれば、予約した3分後には乗車可能です。
料金についてですが、まず月額料金が880円ですが、880円分の利用料金が含まれていますので、月880円以上利用すれば月額料金が実質無料になります。
利用料金はタイムズカーシェアの場合、ベーシックタイプの車は15分220円ですが6時間までの最大料金が4,290円となっています。
「予約した時間までに帰れない場合もあるかも」とも思っていましたが、長時間予約しておいて短時間で返却した場合でも利用した時間分の料金しかかかりません。
6時間予約したからと言って4,290円必ず取られるのではなく、2時間で返却したなら1,760円で済むのです。
なので利用するときは毎回6時間取ってしまえばいいのです。もちろん6時間以上使う可能性がある日はもっと長く予約しておきます(ただし6時間以降は 距離料金(16円/km)が加算されます)。
でもレンタカーって給油して返さないといけないから面倒ですよね…
いえいえ。レンタカーは満タン返しですが、カーシェアは給油しなくていいんです。そのまま返却できます。
ガソリンが減ったら車内にある給油専用のカードを使ってガソスタで給油してもOK。ガソリン代の利用者負担はありません。
しかも、タイムズの場合20L以上の給油をすると30分の利用料金が割り引かれます。洗車をするとさらに30分引いてもらえます。これはお得!

車の予約だけでなくロック解除、返却もすべてスマホで完結します。乗る時は車の前まで行きスマホアプリで「ロック解除」をタップするだけでかちゃりとロックが外れます。
会員カードを発行してもらいそのカードをかざしてロックを解除する方法もありますが、カードの発行手数料が1,650円かかります。
利用してみたら想像よりずっと便利でした!
最大のデメリットは「自宅近くにステーションがない場合はどうしたって利用しづらい」ことでしょうね。
関東の自宅は、残念ながら最寄りのカーシェアステーションが遠く、徒歩12分ほどです。
これだと自家用車を手放してカーシェアのみにするのはちょっと厳しい…
でも札幌の家は最寄りのステーションまで徒歩3分!
今、ガソリン価格は青天井で上がり続けているし、車はそもそも金食い虫です。
車両代数百万に加えて、ガソリン、駐車場、保険、点検、オイル交換、タイヤ交換、カーナビ、ドラレコ、車検…
加えて寒冷地の場合は寒冷地仕様車、冬用ワイパー、タイヤ交換、道路の融雪剤が車体に付き落とさないと錆びるためこまめな洗車、屋外駐車場の場合は雪かき、エアコンで燃料費がかさむ等。
毎日車を使うわけではなく、我が家のように休日にしか使わないスタイルのご家庭は、たとえ毎週タクシーを使ったとしても車を持つより安く済むのではないでしょうか?
なので、関東在住の今からすでに車を手放すことを考え始めています。
関東のお家のもっと近くにステーションが出来てほしいです。
だって、カーシェアなら上に書いた赤文字の費用も労力も一切なし!
相当な節約になることは間違いありませんね。
当初は車を維持する難易度の高さから「北海道でドライブ」は諦めていたのですが、冬以外は諦めなくて良さそうです。
次回は内容未定ですが、じき固定資産税の支払いがあると思うのでレポートしようかなと思っています。こちらの記事もいかがですか?
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