ソーイング用の布を真っ直ぐに切ったつもりでも実際は織り目から随分ズレていることがよくあります。
横糸を1本抜くといいと言われますが、途中で切れてしまって難しいです。
糸を抜かなくても、もっとずっと驚くほど簡単な方法がありますよ。
▽ほかにこんな記事もあります▽気に入って買った生地を綺麗に、少しでも無駄なく切り口をまっすぐに揃えたい…
でも横糸を抜く方法は昔から苦手で、ぶちぶち切れてとても時間がかかってしまうし、無駄になる部分が多く出てしまいます。
端から目打ちで横糸を掻き出してまっすぐになるまでやる方法も面倒だし、残ったフサフサの縦糸を切り落とす時に周囲に散らばってしまうのでやりたくない…
でもそんな苦労も今は過去の話になりました。
目から鱗の、とんでもなく簡単でいい方法があるんです。
必要なものは「シャープペンシル」だけ。
一般的な0.5mmのもので大丈夫です。家にありますよね?
百聞は一見にしかず、50秒の動画を撮りましたので、こちらをご覧下さい。
やり方は、生地の織り目に沿ってシャーペンで線を引くだけです。
シャーペンは立てずに、寝かせ気味で力を入れずにすーっと引いていきます。
すると糸の溝を綺麗に滑って行ってくれます。
織り目の溝から外れると「カクッ」と外れた感触が手に伝わるのでわかります。
シーチングなど織りがはっきりしている生地はこの方法でいけます。ブロードなど目が詰まっている生地の場合は少し難しいですが、慣れてコツを掴んだら布帛なら大体できるようになりますよ。
※目の詰まった生地には0.3mmのシャーペンを使うとやりやすいです。
横だけでなく、縦もいけます。ただ、経験上縦は少しズレやすくなる気がします。
これは綿ポリ。定規使ってません。0.5のシャーペンですっすっと引いただけです。
横は等間隔に引けているのですが、縦はガタガタになってしまいました。
こちらは縦も少しマシですがやっぱり多少曲がっています。横は綺麗。
シーチングやオックスなど、織り目がはっきりしている生地は縦も綺麗な直線がひけますよ。
シャーペンで引いた線をガイドにして切れば糸を抜かなくてもまっすぐ地の目が通せますね。
まずはいらない布で試して、コツをつかんでからやってみてくださいね。
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